2020-03-10 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
これらのことから、富山湾の不漁の原因は、潮流や海水温等の変動が毎年の回遊経路や漁場形成に影響を及ぼしていることが大きいのではないかと考えられておるところでございます。 一方で、定置漁業者の声を受けて、日本海の定置漁業者と大中型巻き網漁業者の共通理解を醸成をするために、毎年、水産庁が仲介をして、双方の業界が意見交換をする場を設けているところでございます。
これらのことから、富山湾の不漁の原因は、潮流や海水温等の変動が毎年の回遊経路や漁場形成に影響を及ぼしていることが大きいのではないかと考えられておるところでございます。 一方で、定置漁業者の声を受けて、日本海の定置漁業者と大中型巻き網漁業者の共通理解を醸成をするために、毎年、水産庁が仲介をして、双方の業界が意見交換をする場を設けているところでございます。
例年ですと、漁場はまず公海域に形成されまして、夏にかけてロシア水域へ移動し、その後、日本付近を南下するということでございますが、近年の漁場形成が公海では早まるとともに、日本付近への来遊が減少して、沖合を南下してしまうというような状況となっているところでございます。その原因といたしましては、水温、海流などの海洋環境の変化が挙げられるところでございます。
研究面につきましては、引き続き、スルメイカ資源のモニタリングに加えまして、資源変動や漁場形成の要因解明に取り組んでいきたいということであります。 それから、違法操業の影響ということもございました。
これらに加えまして、漁船の操業日数や海洋環境の変化等に伴う漁場形成の状況等を分析して、漁獲量の減少要因の解明に可能な限り努めているところであります。データ収集が進んでいる魚種、系群の場合はある程度漁獲量の減少要因を分析することができます。 また、外国漁船の漁獲については先ほども一部申し上げました。
えさイワシが手に入れば、六月、七月には、カツオが漁場形成され、漁ができることになります。海は死んでいないんです。海がしっかりしているから、この方々には希望があります。ぜひ、その希望を実現できるためにも、農林水産省にはしっかり頑張っていただきたい、そう思っております。 もう一点、酪農の問題です。 実は、畜産、酪農にも、今回、大きな影響が出ました。例えば牛乳。
サバについては、漁場形成の変化に対応して、TACを都道府県に追加配分できますよう、ABC、許容漁獲量に留保枠を加えまして漁業可能量が設定をされておるわけでございます。したがいまして、そのようなことになりました。 このうちサバ類につきましては、今年度漁期から許容漁獲量の枠内でTACを設定すると、こういう方向で現在調整をいたしております。
水産業に係る情報システムの開発・整備につきましては、沿岸・沖合漁業等の漁況海況予報事業に助成いたしますとともに、短期的漁場形成に関する予測等を試験的に実施する漁況海況情報高度利用開発試験に助成いたしましたほか、人工衛星による利用システム実用化試験事業に助成いたしました。
水産業に関する情報システムの開発・整備につきましては、沿岸・沖合漁業等の漁況海況予報事業を実施いたしますとともに、短期的漁場形成に関する予測等を試験的に実施する漁況海況情報高度利用開発試験を実施いたしましたほか、人工衛星が自動観測し送信する海洋のデータを情報化し、これを漁業に活用するためのデータの収集・解析・提供に至る一連のシステムの実用化試験を実施いたしました。
五十九年の場合には、こういう資源量水準が従前に比べて小さくなっているということに加えまして、さらに産卵親魚群の分布域に当たります房総から伊豆諸島にかけての海域の水温が異常に低かったものでございますから、そのためにサバの魚群が分散して希薄になった、魚群の浮上が抑えられて漁場形成がなされなかったというようなことが特殊事情としてございますが、基本的には資源量水準が従前に比べてかなり小さくなっているということが
このために、私たち水産庁といたしましては直ちに関係者から事実関係を聴取いたしましたが、関係者によりますと、太平洋の中型サケ・マス業界は、現行の操業水域におきましては未成熟魚が非常に多いという点、それから漁場形成状況が余りよくないということで操業水域を北の方に拡大してほしいという要望を持っておりまして、これらの事実につきまして業界自身がみずからデータを得るために二十八隻の漁船を調査船として漁場調査を行
そういう上で、漁場形成ももう少し実態に沿ったようなふうにならないだろうかという提起もあるわけです。 いずれにしても、時期的にぎりぎりに迫ってからの話し合いですから、そう細かな問題にまで立ち入ることはあるいはできないのかもしれませんけれども、漁場全体の形成上の問題という点についてはどうお考えですか。
特にお尋ねのスケソウダラの刺し網の漁具の被害でございますが、総額がこの一月から起こりました状況では千四百五十万八千円に上っておりまして、その原因は、襟裳以西の海域が主でございますが、このスケソウダラの漁場形成が例年になく狭く、かつ、規制ライン周辺に形成されたために、両国の漁船が稠密な漁場利用を行った、そこに関係漁船が操業をやった、これがその原因であるというように考えております。
これはいろいろな理由によるわけでございますが、水域における漁場形成の変動でありますとか、あるいはたとえばイカのようにことしは日本の水域内で非常にとれたものですからソ連の二百海里では余りとってくる必要はないというふうな、いろいろな状況が重なっているわけでございます。
原因はいろいろあるのでございますが、一般的には海況要因などによりましてソ連水域における漁場形成に変動があったり、あるいは日本水域において好漁場が形成される魚種がある。たとえば本年におけるイカのようなものがありまして、ソ連から得た漁獲割り当てについては御指摘のようにその消化率の向上を図っていくことが重要であると考えております。
ただ、イカ漁業の主力をなします秋生まれの群につきましては、えさを求めての北上が例年よりもかなりことしは早うございまして、したがいまして、竹島周辺におきます春の時期の漁場形成の期間は比較的短期間でございました。
これは主として南方海域でのカツオ・マグロの漁場形成の要因というものがまだ十分把握されておりませんので、そういった海況関係の情報の収集と、それから技術的にもまだ完全に完成されたという段階でございませんので、そういう操業技術の一応開発試験という趣旨で試験操業をやらしているわけですが、これもやはり本格的なめどがつきましてその許可に移行させる際には、既存のマグロはえなわ漁業であるとかあるいはカツオ・マグロ漁業
しかし、こういった問題につきまして、将来特に中層の浮き魚、回遊魚等につきまして、一つの新しい漁場形成技術というような期待も持てますので、五十年度からは、大型の人工魚礁を設置するためにいろいろな技術あるいは漁場条件の調査を国自身がやります中で、いま御指摘のございました浮き漁礁につきましても、農業土木試験場、それから東海区の水産研究所等が中心になって、いままでに増して、実際的な、実験的な現場での技術開発
その漁獲の見通しでございますが、大体そういうことで、最初本年の北洋サケ、マスの漁獲は、漁場形成がちょっとおくれまして、例年でございますと五月の下旬に船が港に入ってくる、こういうことでございましたが、五月中に入った船は非常に少なかったというふうな事情がございまして、ちょっとおくれておるということでございますけれども、大体七月あるいは八月の上旬くらいまでに漁獲量が、先ほど申しました日ソ漁業条約できまりました